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横浜市のがん検診
令和3年4月より当院でもレントゲンで行う肺がん検診を始めました。当院で胸部レントゲン検査を行ってレントゲン写真を読影担当の医師が二次読影するシステムです。内視鏡で行う胃がん検診、採血などを行う特定健診なども同じ日にも行えますのでお電話にてお問い合わせください。
胃がん内視鏡検診
横浜市で行われている胃がん検診はバリウムで行うレントゲンの検査と内視鏡で行う検査の2種類があります。
当院で行っているのは内視鏡を使用した胃がん検診で50歳以上の横浜市在住の方が対象となります。2年に1回受けることができます。検査の費用は3,140円で70歳以上の方は無料です。当院では経口胃内視鏡と経鼻胃内視鏡を選択できますが、鎮静剤を使用した経口内視鏡も行えるようにしました。但し、75歳以上の方には行えないようになっています。鎮静剤を使用された場合は検査終了後の自宅安静が必要です。
胃がん検診では癌が疑われる場合に限り、生検という組織検査を行えることになっています。この場合は別途保険診療の対象となって受検者の費用負担となります。
肺がん検診
横浜市で行われている肺がん検診はレントゲンの検査です。正面と側面の2枚を撮影して異常が無いかどうかを調べます。画像を読影担当の医師が二次読影してから結果をご報告します。当院でも令和3年4月から始めました。横浜市在住の40歳以上の方が対象です。1年に1回受けることができます。検査の費用は680円で70歳以上の方は無料です。
大腸がん検診
横浜市で行われている大腸がん検診は便の検査です。2日間の便を採って便に血液が混ざっていないかを検査します。横浜市在住の40歳以上の方が対象で年に1回受けることができます。検査にかかる費用は令和1年から無料です。あくまで便に血が混ざっているかどうかなので大腸癌があるかないかの検査ではありません。当然ですが潜血陽性の場合は大腸内視鏡検査を行うことが必要です。症状のない人が便潜血検査を行うと7%が陽性になります。陽性の方に大腸内視鏡検査を行うと5%(20人に1人程度)ぐらいに大腸癌がみつかります。便潜血陽性の方に再度便潜血検査を行うことは不適切です。進行性大腸癌で手術を行う方でも便潜血陰性の人がいることがわかっているからです。同様に便に血が混じっていると自覚された方は便潜血検査を行うのではなく、直接大腸内視鏡検査を行うことが賢明です。大腸癌からの出血は常にあるわけでなく、便潜血陰性だと大腸癌はありませんという保証がないからです。便潜血陽性であったり、便に血が混じることに気づいた方は大腸内視鏡ができる施設に直行することが重要です。
前立腺がん検診(PSA検査)
横浜市で行われている前立腺がん検診は血液の検査です。
前立腺がんでは、血液中のPSAが上昇することが多いため、早期診断に利用されています。横浜市在住の50歳以上の男性の方が対象で年に1回受けることができます。検査の費用は1,000円で70歳以上の方は無料です。
※注)表示金額は税抜き表示です。